水圧の仕組み
水道の蛇口から出てくる水の水圧は、実は一定ではありません。
水道水は地域ごとに設置された貯水タンクより供給されています。
そのため貯水タンクが、家よりも高い場所にあればあるほど、水道水の水圧は高くなります。
水圧が高いと蛇口をひねった時に出てくる水の量が多くなり、手を洗ったり、顔を洗ったりする時に無駄に流れてしまう水の量も多くなってしまいます。 各家庭の水圧は、「水道メーターボックス」付近に取り付けられた「止水栓」である程度調整することができます。 蛇口をひねった時に、水圧が強いと感じる場合は「止水栓」で少し調整してみましょう。
調整方法
「止水栓」は管轄の水道局によってタイプが異なりますが、蛇口のバルブのようにグルグルと回すタイプのものと、90度だけひねって開閉するものなどが一般的です。
それぞれの調整方法は次の通りです。
蛇口のバルブのようにグルグルと回すタイプのものは、右回り（時計回り）に回しきると全閉、左回り（反時計回り）に回しきると全開です。 調整する時は、全閉の状態から少しずつ右回りに開けていって、適度な水圧のところで止めましょう。
90度だけひねって開閉するタイプのものは、ツマミの部分が水道管にとクロスの形になれば全閉、水道管に対して平行にすれば全開です。 全閉の状態から少しずつに平行になるように開けていき適度な水圧のところで止めましょう。
止水栓の場所
止水栓は「水道メーターボックス」の中かその付近にあります。
そして、その「水道メーターボックス」がどこにあるかというと、家によって様々ですが大抵は道路に面している側の道路からすぐの場所にあります。（稀に道路にある場合もあり）
マンションやアパートの場合は、各部屋の「水道メーターボックス」がまとめられた場所がありますので、部屋番号を確認し他人の水道メーターを触ることがないように気を付けましょう。
水道メーターボックス
調べるツール