現在の住まいから新居へ引越すとき、まず最初にやることは引越しの日程を決める事です。この時注意したいのは、選ぶ日程によって引越し料金が大きく変わることがあるという点です。 引越し代行業者の費用は、引越しをする月や曜日によってかなり差があるからです。業者の料金はお客の集中する繁忙期には高くなり、逆にお客さんの少ない時期には安くなります。
ピークは3月
3月下旬から4月上旬のいわゆる年度末は、進学や就職等のため住み替えを行う人が増えます。引越し業者が最も忙しくなる時期で引越料金が通常の1.5~3倍近く高くなることもあります。
もし、日程に融通がきくのであれば、繁忙期を避けて5月連休明けぐらいまで引越しを延期する方が賢明です。
週末と月末は割高
多くの人は平日に仕事をしていますので、週末や休みの日に引越しを依頼することが多くなります。そのため土日、祝祭日は引越し料金が割高になります。
ある大手引っ越し業者の単身パックの料金を比較してみました。
火?木・・・1万5800円
金と月・・・1万8950円
土日祝・・・2万1050円
平日の火?木曜日に引越しをすれば、土日祝にする場合より3割ほど引越しの費用を抑えることができます。
さらに賃貸契約の期限が月末であることが多いため、期限直前の月末は引越しする人が増え月始に比べ料金が割高になります。
大安は高く仏滅は安い
日本では「大安」の日は縁起がいいとされていますので、新築への引越しや結婚絡みの引越しとして好まれています。
そのため引越し料金は少し高めに設定されています。それに対して「仏滅」の日は料金が安くなります。
もし、縁起にこだわらないという人であれば「大安」の日を避けるだけでも引越しの費用を節約できます。
まとめ
ここまでの料金設定をまとめると次のようになります。
高い | 通常 | 安い |
---|---|---|
3月?4月 | 5月?2月 | |
土日祝 | 月、金 | 火?木 |
月末 | 月始 | |
大安 | 大安、仏滅以外 | 仏滅 |
とは言っても、安い時期ばかりを選んでそうタイミングよく引越しできるものではありません。 頭に入れておき事情の許す範囲で安く抑えられるようご活用ください。