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設定温度を控えても快適に過ごすには

環境省によると、夏の冷房時の温度設定を1℃高くすると約13%の消費電力の削減になり、暖房時の設定温度を1℃低くすると、約10%の消費電力の削減になるとされています。 データは地域によって差がありますが、設定温度を控えることで冷房、暖房共に電気代が節約できることは間違いありません。

とは言っても、やはり暑かったり、寒かったりするのは我慢ならない。つい冷房の温度を下げたり、暖房の温度を上げたりしてしまうのではないでしょうか? せっかくエアコンをつけているのだから快適にと言うのも正論ではあります。 そこで、設定温度を控えめにしても、快適に過ごせるいくつかの方法を紹介します。

直射日光を入れない
夏場、窓から直射日光が入ってくると、部屋の中が一気に暑くなってしまい、冷房効率が悪くなります。 直射日光を入れないようにするには、雨戸を閉める、カーテンを閉めるなどの方法があります。部屋は暗くなってしまいますが、電気をつけたとしてもエアコンの電気代には及びません。 もし、昼間から暗いことに抵抗がある場合は窓にすだれなどを付けると良いでしょう。

ペアガラスにする
外部との断熱がきちんとできている部屋程、エアコンの効きが良くなりますが、一番の弱点は窓ガラスなのです。 床、壁、天井は等はそこそこの厚みがあり、断熱材もきちんと入っていますが、普通のガラスは薄いうえに断熱対策もされていません。部屋の中で最も外部に熱が逃げやすい場所と言えます。

これを、補うには雨戸やカーテンなどの対策も良いですが、一番良いのはペアガラスにする事です。ペアガラスとはガラスとガラスの間に密閉された中間層をもち、高い断熱効果を得られるガラスのことです。 窓ガラスなどのサッシは、後からでも交換できますのでぜひ検討してみましょう!

カーテンは床まで!見た目は気にしない
カーテンは、裾(すそ)が床に付かないように1~3センチ隙間を開けて取り付けるのが一般的です。 ところが、この付け方は冷暖房効率の事を考えるとあまり好ましくありません。隙間が空いていると冷たい空気が入ってきて暖房を使う時にはかなり効率が悪くなります。 見た目は気にせず、床に少し被せるぐらいのほうが、冷暖房効率は良くなります。

扇風機やサーキュレーターと併用
エアコンを付ける時、一緒に扇風機やサーキュレーターを付けると結果的に電気代を安く抑えることができます。 え?エアコン+扇風機やサーキュレーターも付けるのだから、電気代は高くなるのでは?と思う事でしょう。ところが違います。

例えば暖房をつけたとき、暖かい空気は部屋の上のほうに溜まりますが、扇風機を使って、部屋の滞った空気をかき混ぜてやることで、部屋全体を暖かくすることができます。 つまり、部屋がエアコンの設定温度に達するのを早め、またそれを持続する効果があるのです。結果的にエアコンの稼働時間が短くなり電気代が安く抑えられるという訳です。

以上のように少しの工夫でエアコンの設定温度を控えても快適で経済的にエアコンを活用することができます。


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