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ガス以外の給湯器へ

ガス給湯器は、他の燃料の給湯器に比べると光熱費が割高です。 ガス給湯器を廃止し、ガス以外の給湯器に交換するだけで、給湯にかかる光熱費は大きく節約することができます。

なぜガス給湯器が選ばれるか
光熱費が割高なのに、ガス給湯器は比較的多く使われています。この理由の一つに、本体の値段が安いという事があります。 他の給湯器が数十万円するのに対し、ガス給湯器は数万円で設置できる場合が多く、設置の初期費用は大きく抑えることができます。

さらにガス給湯器は、他の給湯器に比べサイズがスリムで省スペースです。 アパートやマンションのベランダにも設置できることから、集合住宅等で好んで使用されています。

長い目で見ればガスは不経済
しかし、長い目で見れば光熱費が高いガス給湯器は経済的とは言えません。ガス給湯器から最新のエコキュートに交換すると、月々の光熱費が約8分の1に押さえられるというデータもあり、 一戸建ての持ち家で、設置スペースも十分である場合は、ガス以外の給湯器をお勧めします!

どのような給湯器があるか
現在、一般的に使われているガス以外の給湯器には次のようなものがあります。

エコキュート
空気でお湯を作るというタイプの給湯器で光熱費は最も経済的です。湯はり、追い炊き(循環)ができ、オール電化にも対応しています。 デメリットは、本体の値段と設置の工事費用が高いということ、また本体を置くスペースとヒートポンプという装置を置くスペースが必要で狭い場所への設置に向いていません。

電気温水器
電気ヒーターでお湯を作るタイプの給湯器です。電気代の安い深夜を利用してお湯を作り、タンクに溜めておくという方法により光熱費はエコキュートに続いて経済的です。オール電化にも対応できます。 デメリットには、深夜電力を利用するので一日の使用量に限度があるということと、温水タンクを置くスペースを確保しなくてはいけないという事があります。

灯油給湯器
灯油を燃料に用いてお湯を作ります。使用する燃料がガスから灯油になるだけで、その他はだいたいガス給湯器と同じです。 燃料となる灯油の価格が変動しやすいので光熱費が安定しませんが、ガスに比べると経済的と言えます。 一番のデメリットは、定期的に灯油を補充しなくてはいけないという事で、面倒くさがりの人には向いていません。

その他にも、薪焚兼用ボイラーやソーラー給湯器などがありますので、新築やリフォームの際は十分に検討してみることをお勧めします!


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