リモコンなどの製品から使わない乾電池を抜いておく理由は二つあります。 まず、リモコンなどの製品は電池を入れているだけで、通電状態となり微量の電気は消費しています。ですから使わない時に電池を抜くと長持ちさせる効果があります。 また、アルカリ電池は長期間使用しないで放置すると液漏れのリスクがあります。万が一液漏れすると配線等が腐食してしまうため電池だけでなく、製品自体が使えなくなってしまう可能性があります。
長期間使用しない時だけ抜く
使用しない時は、製品から抜いておくのが一番良いとはいえ、毎回乾電池を抜くのは面倒ですよね。電池を抜くと電池紛失のリスクもあり、そうなると元も子もありません。
ですから長期間使用しない時だけ抜いておくのがおすすめです。例えば、エアコンは使わない季節がありますのでそのシーズンだけリモコンの電池を抜いておく、ストーブの点火用電池なども同じようにシーズンオフは抜いておくようにしましょう!
防災用懐中電灯
防災用の懐中電灯やラジオを常備している場合、いざという時に使えないと意味がありませんので乾電池は必ず入れておくようにしましょう。
懐中電灯やラジオは、リモコンなどの製品とは違い機器にスイッチが付いていますので、乾電池を入れっぱなしでも電気は消費しません。さらにマンガン電池を入れておけば液漏れの心配もないでしょう。
使い捨てカメラの電池
最近はスマートフォンに高性能のカメラが備わっているため、あまり使わなくなった使い捨てカメラですが、実はカメラの中には単4電池が入っています。
この電池はフラッシュ撮影の時にしか使わず、カメラを撮り切った後でも、かなりの容量が残っています。
取っておくと、別の製品で使用することができますので、現像する時に「電池は返してください」と伝えておきましょう!。