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スピードコースの活用

全自動洗濯機では「おまかせ」ボタンをポン!と押して「標準コース」で洗濯するのがメインとなっていることでしょう。 しかし、全自動洗濯機には標準コースの他にも、ドライコース、大物コースなど様々な機能が搭載されています。 機能は知っていても使ったことがない、という人も多いのでは?

そんな全自動洗濯機の機能の一つに、スピードコースというものがあります。 洗濯にかかる時間を節約できるというコースですが、節約できるのは時間だけではありません。 洗濯機にもよりますが、スピードコースは標準コースに比べて「電気代は約20~50%の節約」「水道代も約30%ほど節約」できるのです。

スピードコースで汚れは落ちるのか?
スピードコースは、汚れが落ちにくいのでは?そう考えて使うのをためらう人も多いのではないでしょうか? 実際のところはどうなのでしょう。

まずスピードコースとはどういうものなのかを説明します。 通常の「標準コース」では、「洗い→排水→すすぎ→脱水→2回目のすすぎ→2回目の脱水」という順序で洗濯を行います。 すすぎと脱水を二回ずつ行っています。 衣類は、食器などと違い汚れを繊維の中に吸い込みますので、洗いで汚れ出た水を吸い込みます。そのため一回すすぎいで水を切ってから、念のためもう一回すすぎを行うわけです。

「スピードコース」では「念のため」に行っている2回目のすすぎと2回目の脱水を省き時間を短縮します。 つまり「スピードコース」での洗濯は「念のため」にやっている確認作業を短縮するようなものなので、「ほとんどの場合は汚れが残る心配はない」という事が出来ます。

臭いは残らないのか?
汚れが落ちるとしても、臭いはどうでしょうか?衣服に臭いが付くとなかなか消えなくて不愉快ですよね。臭いがつくなら「スピードコース」はやめたいと考える人もおられる事でしょう。

結論から言うと「スピードコース」だからと言って臭いが付くという事はありません。臭いの主な原因は、雑菌の繁殖によるもので、洗ったものをすぐに干さず放置したり、すぐに干したけれど乾燥までに時間がかかってしまったときに起こります。 ですから「標準コース」でも「スピードコース」でも、洗濯機が止まったらすぐに干すようにすれば臭いが付く心配はありません。

標準コースとスピードコースに別ける
上記の説明からわかる通り、スピードコースは普通の汚ならば問題無く落すことができ、臭いが残るような事もありません。 しかし汚れがひどい物は、繊維の中に汚れが残る場合があります。 ですから、汚れがひどい物だけは、「標準コース」で洗濯するのがお勧めです。 あらかじめ、汚れのひどい物を「標準コース組」それ以外を「スピードコース組」と別けておくと良いでしょう!

油、皮脂汚れに注意
スピードコースは普通の汚ならば問題無く洗濯できます。 しかし、人間の汗や皮脂などの油系の汚れには注意が必要です。これらの汚れは、一見きれいに落ちれいるように見えて実は繊維の中にしみ込んでいます。 きちんと洗濯していても、襟元や袖元が黄ばんできたりします。 これを防ぐために、いつもスピードコースばかりではなく、たまには「標準コース」でしっかり洗う事をお勧めします!


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