水道代は、メーター呼び径によって定められた基本料金と、使用量に応じて増えていく従量料金により算出されます。 基本料金は必ずかかる料金なので節約することは出来ませんが、従量料金は使用水量を減らすことで節約が可能です。 詳しい仕組みは、水道料金のしくみで解説していますが、ここでは、従量料金は節約のポイントを紹介したいと思います。
従量料金の単価
従量料金は使用量に応じて単価が変わる段階料金になっており、単価は使用量が多ければ多いほど高くなっていきます。
東京都の場合だと、下記表のように料金が変わります。
使用量 | 従量料金 | |
---|---|---|
1段階目 | 1~5(m3) | 0円 |
2段階目 | 6~10(m3) | 1m3/22円 |
3段階目 | 11~20(m3) | 1m3/128円 |
4段階目 | 21~30(m3) | 1m3/163円 |
5段階目 | 31~50(m3) | 1m3/202円 |
まず、1段階目は0円となっています。という事は、5m3(立米)までは、基本料金だけで水道を使用できます。 因みに1m3(立米)は、1トン=1000リットルの水と換算します。つまり、5000リットルまでは従量料金は無料となります。 普通の家庭で、5000リットル以内達成はほぼ不可能ですが、一人暮らしでほとんど家にいないような人なら5000リットル以内にとどまる可能性もあります。 まず、一つ目の目安として覚えておきましょう!
続いて注目してほしいのが3段階目。ここから単価が急に高くなります。2段階目の5倍以上の単価となりますので、10m3(立米)を超えないようにするというのがもう一つの目安になります。 月/10000リットルは、一日に330リットルとなりかなりシビアですが、このサイトで紹介している節水術に取り組めば、達成できる可能性も十分にあります。
5000リットル以内を一つ目の目安、10000リットル以内を二つ目の目安として、水道料金の節約を目指してみましょう!