サラリーマンであれば、給料から源泉徴収という形で所得税を納税しますが、個人事業主は毎年自分で確定申告をしなくてはいけません。 この確定申告には「白色申告」と「青色申告」の2通りの申告方法があります。この二つの申告方法には次のような違いがあります。
白色申告とは
取引の記帳義務が(所得300万まで)なく手軽なのが白色申告です。経費の申告は領収書を保管しておくという簡単なものでOKですが、
受けられる控除が少なく、経費の按分が難しい等のデメリットがあります。所得300万以下の副業などに向いています。
青色申告とは
税務署に個人事業主の届出をすると青色申告となります。複式簿記での記帳義務がありますが、青色申告控除を受けることができる、経費の按分が出来るなど、税制面で様々な優遇を受けることが出来ます。
要するに!
・「白色申告」→記帳義務のない手軽な申告
・「青色申告」→複式簿記での記帳義務がある正式な申告