家電量販店や商品のカタログなどでよく見かける「オープン価格」や「希望小売価格」という表記。「これってどういう意味?」と思ったことはありませんか? この二つの表記には次のような違いがあります。
オープン価格とは
メーカーが小売価格を特に設定せず、販売価格を各販売店にゆだねる方式です。
売値を販売店が自由に設定できるので、目玉商品として利益マイナスの価格設定をすることも出来ます。
販売店によって大きく値段に差がつく場合もあります。
希望小売価格とは
メーカーが「これぐらいの価格で売って欲しい」と希望する価格を設定する方式です。
安売り合戦で価格が大きく崩れてしまうのを防ぎます。
要するに!
・「オープン価格」→メーカーが小売価格に設定せず、販売が自由に設定できる。
・「希望小売価格」→メーカーが基準となる販売価格を設定している。