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掃除機の節約は逆効果だらけ

毎日の掃除に大活躍の掃除機ですが、掃除機はその使い方で電気代に大きな差が出ます。しかも、掃除機は節約しようとやっていることが逆効果となっている場合があります。 ここでは電気代の節約につながる正しい掃除機の使い方を紹介します。

始動時に電力を消費する
掃除機は、吸引力を高めていく時に最も多くの電力を使い、一旦、吸引力が上がり切れば後は一定の電力消費で済みます。 つまりスイッチを入れた最初の数秒が一番電力消費が大きいのです。 電気代を節約しようと、こまめにスイッチを切ると逆効果となってしまう事がありますので注意しましょう。

ゆっくりかける
掃除機をかけている時間を最小限にしようと、吸い込み口を振り回してチャキチャキ掃除していませんか?それは逆効果です。 吸い込み口を早く移動させると、ゴミを吸い込む前に通り過ぎてしまうので吸い残しが増え、何回も同じところを往復することになります。 吸い込み口はゆっくりとスライドさせた方が一回でゴミを吸えて、結果的に掃除機が早く終わります。掃除機の節約は「急がばゆっくり」が正解です。

弱も使える?
最近はほとんどの掃除機に「弱」「強」の切り替えがついていて、吸引力の調整が行えるようになっています。 さてこの「弱」モード、掃除機の節電に繋がるのでしょうか?

電力的に言えば、弱は強の3分の1程度の電力で済みます。しかし吸引力も落ちてしまうので、よほどうまく掃除機をかけなくては吸い残しが出来てしまいます。 吸い残しができると、同じところを何回もかけなくてはいけないので掃除機の稼働時間が長くなります。

フローリングや畳なら大丈夫との見方もありますが、私はそうは思いません。 畳は目の中に小さなホコリが入りやすいし、フローリングでも部屋の隅の方や家具が置いてある付近は吸い込みづらいと感じます。 タイルの場合も目地部分から空気が抜けやすいのでNG、クッションフロアはゴミが張り付きやす素材で吸引しにくいのでNGです。 結局は、弱で清掃すると掃除機の稼働時間が増え節約にはなりません。節約という観点から見ても掃除機は吸引力が命と言えます。

しいて「弱」で掃除できるところを言うなら、体育館ぐらいツルツルで家具があまりない部屋ですが、そんな部屋がはたしてあるのかどうか。

弱の使い道
節約とは関係のない話ですが、弱の使い道を補足します。ここまでの記事を見て、吸引力が命の掃除機に何ゆえに「弱」があるのかと疑問に思った方もおられるでしょう。 弱はこんな時に使えます。

・吸い込みが強過ぎてマット類がめくれ上がってしまう場合
・エアコンや空気清浄機のフィルターの清掃時
・やむを得ない事情により夜に掃除機を使いたい時の騒音防止

などが、弱の本来の使い道です。


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