テレビで天気予報を見ていると、雨の降った量を「降雨量」と言ったり、「降水量」と言ったりしています。なぜ、降雨量と降水量、二つの言い方があるのでしょう。 この二つには次のような違いがあります。
降雨量とは
まず、降雨量も降水量も、地面に浸みこんだり、蒸発したりすることなく、その場につもった水の深さを表し、mm(ミリメートル)で示されます。
そして降雨量は、雨だけでつもった水の深さを示しています。
降水量とは
空から降ってくるのは雨だけではありません。雪、あられ、ひょう等が降った場合、また霧など空気中の水分すべてを含めて数値化した物が降水量となります。
要するに!
・「降雨量」→雨によって地面につもった水の深さ
・「降水量」→雨、雪、霧などすべての天候によって地面につもった水の深さ