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南極と北極の違い

地球の南の端と北の端にそれぞれあるのが「南極」と「北極」です。この二つの地域は、万年氷点下で人が住めるような環境ではありません。 どちらも、厳しい環境には違いありませんが、次のような相違点もあります。

南極とは
地球の最南端、南緯90°の地点にある「南極点」、またはその周辺に広がる「南極大陸」や「南極海」などを含む地域を南極といいます。 南極大陸は平均2000mもの氷に覆われており、「南極点」はその南極大陸上にあります。 南緯77度には日本の南極観測基地「ドームふじ基地」があり、平均気温は-54.4度、最低気温は-79.7度が観測されています。

南極には陸生の哺乳類は生息しておらず、ペンギン、ユキドリなどの鳥類、シロナガスクジラ、シャチ、オットセイ、アザラシなど水生の哺乳類が生息しています。 尚、南極にシロクマは生息していません。

北極とは
地球の最北端、北緯90°の地点にある「北極点」、またはその周辺に広がる「北極海」周辺の島、大陸沿岸などを含む地域を北極と言います。 「南極点」は大陸上にありますが、「北極点」は北極海上、つまり海の上にあります。北極海は常に凍結しているため、氷上を移動して北極点に到達することができます。 北緯78度にある「ニーオーレスン観測基地」では平均気温は-6.2度、最低気温は-42.2度を観測しており、南極よりは気温が高いことが分かっています。

北極には、一般に「白熊」と呼ばれるホッキョクグマをはじめ、ホッキョクギツネ、ホッキョクウサギなどの陸生哺乳類やアザラシなどの水生哺乳類が生息しています。 尚、北極にペンギンは生息していません。

要するに!
・「南極」→南緯90°の地点。平均気温は-54.4度でペンギンが生息。
・「北極」→北緯90°の地点。平均気温は-6.2度でシロクマが生息。


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