赤ちゃんの頃は、うんちやおしっこをしてしまった時のためにオムツをはかせますが、このオムツを、「おしめ」という事があります。 比較的、年配の人が「おしめ」という言葉を使っているイメージがありますが、「昔の言い方」という訳ではなくこの二つの名称には次のような違いがあります。
おむつとは
おむつは漢字で「御襁褓」と書き、排泄物(尿や便)を捕捉するため下腹部に着用する布や紙の正式な名称です。
おむつといえば、主に赤ちゃんを連想しますが、医療や介護用としても使用されていますし、犬や猫などのペットに使う場合もあります。
おむつは、それら着用具の総称という事が出来ます。
おしめとは
「おしめ」は「湿っている」という表現に「お」をつけて丁寧にしたのが由来と言われています。
赤ちゃんに呼びかける時は「お手て」とか「お口」等、やたらと「お」を付けて呼びかけてしまいますよね。「おしめ」もそのような呼びかたの一つという事が出来ます。
ですから「おしめ」は赤ちゃんに対してだけ使う言葉といえます。医療や介護用の現場で使うと、失礼になってしまいますので注意が必要です。
要するに!
・「おむつ」→排泄物を捕捉するため下腹部に着用する布や紙
・「おしめ」→おむつと同じ意味。赤ちゃんに対して使う言葉