不動産物件のチラシ等を見ると、「ベランダ付」や「バルコニー付」と書いてある物をよく見かけます。 両者とも、洗濯物を干したりできる屋外のスペース、と言うイメージではありますが、厳密には次のような違いがあります。
ベランダとは
窓やドアなどによって隔てられた屋外のスペースで、屋根付きのものをベランダと言います。
屋根はベランダ部用として設けられている場合と、家の屋根の軒部分がベランダの屋根となっている場合など様々ですが、屋根が付いているものを通常ベランダと呼びます。
バルコニーとは
窓やドアなどによって隔てられた屋外で、手すりによって囲まれたスペースです。ベランダとの違いは屋根が無いことです。
通常のバルコニーは建物から外に張り出して作りますが、下の階の屋根の部分を利用したものもあり、これをルーフバルコニーと言います。
要するに!
・「ベランダ」→窓やドアから出入りできる屋外の屋根付きスペース
・「バルコニー」→屋外の手すりによって囲まれた屋根のないスペース