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ブロックとレンガの違い

家に塀や外壁などに使われる建築資材に、ブロックとレンガがあります。少し昔は、ブロックと言えばセメント色の立方体で、3つの穴で中が空洞になっている物、 またレンガと言えば赤茶色の立方体でブロックの4分の1程のサイズの物が主で、まず間違う事はありませんでしたが、近年はブロック、レンガ共に様々な色、形、大きさの物があり どれが、ブロックでどれがレンガなのか区別がし辛くなってきています。この二つには次のような明確な違いがあります。

ブロックとは
セメント、砂、砂利、水などを混ぜて型に入れて成型し、乾燥して凝固させた建築資材です。正式には「建築用空洞コンクリートブロック」と言いますが、一般的には「ブロック」と略して呼ばれます。 サイズはJIS規格で定められており、高さ190mm、長さ390mm、厚さ100?200mmで、鉄筋を配筋するための穴や溝が設けられています。 建築現場では、建物や機械等の基礎、塀や外壁等下地、内装の間仕切りに使用されます。また、比較的安価で手に入ることから、一般家庭でも、踏台や車止めにしたり、重石に使用したりと使用目的は多岐にわたります。

最も、スタンダードなものは、鉄筋を縦に入れる構造のもので、「並(ナミ)」と言い、鉄筋を横に入れる構造のものを「横(ヨコ)」、塀などの一番端に積めるよう角が平らになっているものを「コーナー」といいます。 スタンダードなもの以外にもブロック壁やエクステリア用に表面にデザインが施された化粧ブロックと呼ばれるものがあります。

さらに広い意味では、海岸に設置する消波ブロックや、道路の縁石ブロックなども含めて「コンクリートブロック」と称しますので、色、形、大きさはで一括りにはできません。 では、ブロックの定義は何なのでしょう?一言で言ってしまうと「コンクリート製」つまり、原料にセメントが使われているという事になります。

レンガとは
粘土、土、石などを混ぜて型に入れて成型し、窯などで焼き固めた建築資材です。 漢字では「煉瓦」と書き、瓦(カワラ)等と同じ、いわゆる「焼き物」です。日本における基本的サイズはJIS規格で高さ100mm、長さ210mm、厚さ60mmと定められています。しかし海外製のものや、JIS規格外のものを合わせると、様々なサイズのレンガがあります 主な用途は、建築物の塀や壁、また耐火性に優れれていることから、焼却炉や石窯などに用いられます。また、ブロックよりもアンティークな雰囲気を出せることからガーデニングなどに広く用いられています。

要するに!
・「ブロック」→セメント、砂、砂利、水を混ぜて成型し凝固させた建築資材。
・「レンガ」→粘土、土、石などを混ぜて成型し、焼き固めた建築資材。


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