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霧(きり)と靄(もや)の違い

夜中や明け方に空気が白くなり、視界が悪くなる状態を「霧(きり)」が出るとか「靄(もや)」がかかると言います。 これは、大気の温度が下がり空気中に含まれている水蒸気が小さな水粒となって空中に浮かぶ事で発生します。 この原理は「霧(きり)」も「靄(もや)」も同じです。では、どのように分けられているのでしょう?

きりとは
視程(先が見える距離)が1km未満の状況の事をいいます。

もやとは
視程が(先が見える距離)が1km以上10km未満の事を指します。

「霧(きり)」も「靄(もや)」先が見える距離で分けられているというわけです。因みに視程が100m以下になった場合は濃霧(のうむ)と言います。

要するに!
・「きり」→1キロ先が見えない場合
・「もや」→10キロ先が見えない場合


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