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食品を置く位置

電子レンジはマイクロ波という電波を出すことで、食品の加熱を行っています。マイクロ波はレンジ内全体に均等に出ているわけではなく、2、3か所から出たマイクロ波がレンジ内で反射を繰り返して食品に吸収されます。 そのため、置き方によってマイクロ波が当たりやすい場所と、当たりにくい場所が出てきて、加熱や解凍にムラが出来てしまいます。 ムラができると、まだその分電子レンジの稼働時間が長くなってしまうため、電気代を多く消費してしまします。

ですから、食品を置く位置に気を使って、ムラが出来ないようにすることが電子レンジの節約につながります。

回転テーブルの場合
レンジの中に円形のテーブルがあり、回転して加熱するタイプの電子レンジの場合は、テーブルの外側に食品を置くようにしましょう。 多く回転するのでムラが出来にくく、加熱や解凍を早くすることが出来ます。

回転テーブルでない場合
回転テーブルではない電子レンジは、マイクロ波の反射計算がうまくされており、食品を固定して加熱ができるようになっています。 このタイプのレンジでは、食品を置く位置が決まっていますので説明書などを見て、正しい位置(たいていは真ん中)に置くようにしてください。 決められた位置はマイクロ波が最も効率よく当たる位置なので、ムラが出来にくく電子レンジの節約につながります。

二つの物を同時に加熱する時
二つの物を同時に加熱や解凍する時は、食品の間隔を少し開けて置くようにしましょう。 重ねたり、引っ付けたりしていると、引っ付いている部分にマイクロ波があたらず加熱の時間が長くなります。

また二つのものの質量が、だいたい同じぐらいになるように調節しましょう。 例えば、二つの肉で一方が大きいかたまり、もう一方が小さいかたまりの場合、同じだけマイクロ波を受けると小さいかたまりは先に加熱されますが、大きいかたまりの加熱が十分でないため電子レンジは稼働し続けます。

大きいかたまりの加熱が完了するまで、電子レンジはマイクロ波を出し続けますが、この時、加熱が完了している小さいかたまりまでマイクロ波を吸収してしますので、電気代が無駄になってしまううえに加熱にムラが出来ます。 このような場合は、2回に分けて加熱したほうが、電気代は節約できます。


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