暑い季節になると毎日飲みたくなるビールですが、ビールは税金が高いので節約のために発泡酒を飲んでいる人も多いのではないでしょうか。 最近では、「新ジャンル」と言われるものも登場し、さらにお手頃価格となっていますが、この3つの規格には次のような違いがあります。
ビールとは
原料の3分の2以上に麦芽を使用し、政令によって限定された副原料(麦芽や麦、ホップ、米、とうもろこし、でんぷん等)のみを使用し製造されたものを、酒税法上「ビール」と分類します。
旨味とのど越しは最上級ですが、その分税金が高くなります。
発泡酒とは
麦芽、麦を原料の一部とした発泡性を有する酒類で、麦芽使用率を3分の2未満としビールとしては使用できない原料を使用しているものを、発泡酒と言います。
酒税が安くなるだけでなく、糖質、カロリー、プリン体等を抑えることができるため、健康面で発泡酒を選ぶ人も多くいます。
新ジャンルとは
酒税法「その他の醸造酒」または「リキュール」に分類される酒類です。
麦芽、麦以外を主原料に使いながらも製法の工夫によってビールに近い味わいを実現したものを言います。
要するに!
・「ビール」→原料の3分の2以上に麦芽を使用し、政令によって限定された副原料を用いて製造したもの
・「発泡酒」→麦芽使用率を3分の2未満としビールとしては使用できない原料を使用しているもの
・「新ジャンル」→麦芽、麦以外を主原料に使いながらも製法の工夫によってビールに近い味わいを実現したもの