薄毛に効果のあるヘアケア製品にはいろいろな種類のものがありますが、大きく分けると「育毛剤」「養毛剤」「発毛剤」に分けることが出来ます。 それぞれには次のような違いがあります。
育毛とは
今生えている髪をより太く成長させる事を言います。見た目のボリュームが出るだけでなく、太くなることで抜けにくくなります。
元々生えているものを強くするので、髪が無くなってしまった人には効果はありません。
養毛とは
髪に栄養を与えて栄養不足による抜け毛を防ぐものです。現在ではよほど偏った食生活を送っていない限り、髪に栄養がいかなくなる事はありません。
ですから、髪の栄養不足は頭皮の血管が収縮して起こる場合が多く、この場合は養毛剤を使うより頭皮マッサージの方が効果があります。
発毛とは
毛髪を作る毛母細胞の働きを活性化して、休んでいる毛穴から再び髪を生やす事を言います。
育毛、養毛は今生えている髪に対して行うものですが、発毛は休んでいる毛根に働きかけ髪を生やすものです。
要するに!
・「育毛」→今生えている髪を育成する。
・「養毛」→髪に栄養を与えて抜け毛を防ぐ。
・「発毛」→休んでいる毛穴を活性化し再び髪を生やす。