「ながい」を漢字で書くとするとまず「長い」が思い浮かぶことでしょう。しかし、「ながい」は「永い」と書く場合もあります。 この二つの漢字はどのような違いを持つのでしょう。
長いとは
物質や空間の端から端までの距離が多い、何かを成し遂げるまでの期間が多い、など一般的、常識的な観点から見て「多い」という意味で用いられるのが「長い」です。
相対的に用いられる場合が多く、比較対象と比べて「多い」なら「長い」と表現します。
永いとは
「永遠」「永久」などの言葉に使われれいる通り、「時間」が「ながい」場合にのみ用いることが出来ます。
また、「終わり」或は「始まり」の定めない、「永続的な」という意味を持ちます。
要するに!
・「長い」→一般的、常識的な観点から見て「多い」。比較対象と比べて「多い」
・「永い」→「終わり」或は「始まり」の定めがなく永続的