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ツナとシーチキンの違い

マグロやカツオをオイル漬けにした缶詰を、「ツナ」と呼んだり「シーチキン」と呼んだりします。 この二つには次のような違いがあります。

ツナとは
ツナ(tuna)は日本語に訳すと「マグロ」を意味しています。正確にはスズキ目サバ科マグロ属の総称です。そして、「マグロ」を原料にしている缶詰すべてを「ツナ缶」と呼びます。 「ツナ缶」にはカツオを原料としたものもありますが、カツオはマグロと同じスズキ目サバ科の魚であり、加工した際の味も似ていることから、総じて「ツナ缶」と呼ばれています。

シーチキンとは
静岡県の大手加工食品メーカー「はごろもフーズ株式会社」の商品名です。シーチキンという商品名は「ビンナガマグロ」を原材料にした「ライトミールツナ」が欧米でsea chicken(海の鶏肉) と呼ばれていた事に由来して命名されました。

因みに、2013年のデータでは全国の「ツナ缶」のシェアは、はごろもフーズの「シーチキン」が約65%を占めています。 「シーチキン」が全国の「ツナ缶」の大半を占めており、どちらでも容易に通じるため「ツナ」と「シーチキン」の定義が曖昧になっていると考えられます。

要するに!
・「ツナ」→マグロやカツオをオイル漬けにした缶詰の総称
・「シーチキン」→はごろもフーズの商品名


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