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ナンとチャパティの違い

多国籍料理のお店が立ち並び、多くの国の味覚を堪能することができるようになった近頃は、インド料理屋さんで、ナンやチャパティを注文したことがある人も多いはずです。さて、このナンとチャパティは、とてもよく似ていますよね。 同じものだと誤解している人も多いのではないでしょうか。

しかし、実際には原材料や作り方、また本場インドでの家庭での扱いなど、すべてに大きな違いがある食品なんです。この違いを理解して、もっとおいしくインド料理を食べてみましょう。

ナンとは
ナンとは、小麦粉の生地に、砂糖や粉ミルクなどを配合して捏ね上げた後、半日くらい置いて自然発酵させ、出来上がった生地をタンドールという縦釜の内側に張り付けて焼きあげたものです。

今のナンはインド料理の印象が強いですが、もとはペルシャがルーツの食べ物であり、約7,000~8,000年前から作られ始めたそうで、歴史的に見て最も長く食べられているパンの一つでもあります。特性の窯が必要なため、現地でも専門のお店で買ってきて、主食として色々なものと一緒に食べているそうです。

チャパティとは
チャパティとは、アタとよばれる小麦の全粒粉の粉と水、塩のみで作るものが原則となります。このチャパティはナンと違って、一般家庭でも作ることができるという特徴があります。

上記の材料をこねて生地を2~3時間休ませたら、出来上がった生地を薄く延ばし、高温に熱した鉄板やフライパンに載せて一気に膨らまして焼きます。チャパティもナンと同様、カレーや豆・肉料理と一緒に食べることが多い食品で、特にベジタリアンの人にも高い人気を誇る食材です。

要するに!
・「ナン」→小麦粉の生地に、砂糖や粉ミルクなどを入れて捏り、タンドール(縦釜)の内側に張り付けて焼きあげたもの
・「チャパティ」→小麦の全粒粉の粉と水、塩のみで生地を作り鉄板やフライパンで焼き上げたもの


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