南国をイメージさせる果物といえば、パパイヤもマンゴー。この二つは見た目も味も異なるのですが、家庭で食べる機会がそれほど多いため、区別がつかないという人もおられるでしょう。
特にマンゴーは、少し前までは高級な果物とされあまり見ることがありませんでした。近年では身近な果物としてスーパー等に並ぶことも増えてきましたので、パパイヤとマンゴーの違いをぜひ覚えておきましょう。
パパイヤとは
パパイヤとは常緑高木の果樹でパパイヤ科のパパイヤ属に属しています。主に中南米が原産とされる果物です。果実の大きさは長さが15センチから20センチ、直径は10センチほどのヘチマの形をしています。
皮も果肉も黄色からオレンジ色をしていて、実の真ん中には5ミリほどの黒い種がたくさん入っています。ねっとりとした食感と強い甘みが特徴で、生食されるだけではなくジュースやピューレ、ドライフルーツなどにも加工され親しまれています。
マンゴーとは
マンゴーとはパパイヤと同じく常緑高木の果樹で、ウルシ科マンゴー属に属しています。主な原産地はインドやインドシナ半島です。
果実は長さが3センチから25センチ、直径が2センチから15センチと品種によって大きな幅が見られます。
日本で多く親しまれているマンゴーはアップルマンゴーやペリカンマンゴーなどで、果肉は黄色やオレンジ色です。中央には大きな種が一つだけ入っていて、果肉はジューシーで酸味があり、濃厚な甘みを持っています。
要するに!
・「パパイヤ」→長さが15センチから20センチ、直径は10センチほどのヘチマの形で黒い種がたくさん入ってる
・「マンゴー」→長さが3センチから25センチ、直径が2センチから15センチ、大きなタネが一つだけ入っている