もち米を丸めて餡(あん)をまぶした和菓子といえば「ぼたもち」ですが、「おはぎ」という名称も聞いたことがあるのではないでしょうか。 この二つの違いは、「こしあんと粒あんの違い」とか「大きさの違い」など、巷でささやかれていますが、実際位のところはどうなのでしょう? 結論から言ってしまうと「おはぎ」と「ぼたもち」は、基本的に同じ食べ物です。 しかし、この二つは食べる時期に違いがあります。
ぼたもちとは
漢字では牡丹餅と書き「牡丹の季節」に食べる餅という意味があります。牡丹の花の開花は4~5月で、春のお彼岸に食べるものをぼたもちと呼びます。
おはぎとは
漢字では、お萩と書きます。「萩」は秋の七草のひとつで秋のお彼岸に食べるものをおはぎと呼びます。
要するに!
・「ぼたもち」→牡丹餅、春のお彼岸に食べる
・「おはぎ」→お萩、秋のお彼岸に食べる