ホットドックとアメリカンドックの違いをとっさに答えることができる人はどのくらいいるのでしょうか。今では日本のコンビニエンスストアやお祭りの屋台などですぐに食べられる手軽なイメージがありますが、どちらももともとはアメリカからやってきたジャンクフードです。
アメリカや日本以外の国でも、気軽に食べられているホットドックとアメリカンドックの違いについて解説します。
ホットドックとは
ホットドックとは、世界の国々の中でも主に北米・ドイツ・日本において軽食の地位を築いている食べ物です。その内容は国によって少々異なり、北米では牛肉を含んだ合い挽き肉のソーセージを使うのが一般的ですが、日本では豚肉ソーセージ・ウィンナーが使われていることが多いです。
パンに関しては、日本では照りのついた細長いロールパンに上から垂直に切り込みを入れますが、他の国では横から切れ目を入れて、ソーセージに炒めたキャベツなどを入れます。
アメリカンドックとは
アメリカンドックとは日本でだけ存在する和製英語で、豚肉ソーセージを串に刺して小麦粉などで作ったドーナツ生地をつけて油で揚げたものです。高速道路のサービスエリアなどでもお馴染みのファーストフードで、ケチャップとマスタードをつけて食べるのが一般的です。
時には魚肉ソーセージを使うこともあり、その場合は「フレンチドック」とも呼ばれます。アメリカでは衣となる生地にコーンミールを使うことから「コーンドッグ」と呼ばれています。
要するに!
・「ホットドック」→ロールパンに切り込みをいれてソーセージを挟んだジャンクフード
・「アメリカンドック」→ソーセージを串に刺してドーナツ生地をつけて油で揚げたもの